消泡剤は種類によって使い方が違う

製品製造工程における作業能率や収率の低下、製品品質の劣化などの原因となり、消泡工程が必要となる場合が多いです。一般的に泡を消す為の手段として行われているのが、物理的・機械敵方法と化学的方法の2種類で、前者は温度と圧力の変化や超音波などによって泡を不安定化させる方法であり、後者は主に消泡剤添加による消泡方法となります。これらのうち消泡剤を使う方法は経済的にも有利で、作業能率が良い特徴を持っています。そして消泡剤にはそれぞれ種類がありシリコーン系タイプと、ポリエーテル、界面活性剤と高級アルコールなどの有機系タイプに大別され、それぞれの種類によって使い方が違うといわれています。

例えばシリコーン系タイプは即効性に優れている汎用消泡剤であり、水性や油や溶液の非水性いずれの発泡液に対して有効となります。有機系タイプは汎用性は少ないですが、水性の発泡液の消泡において優れた持続性を示すことが特徴です。シリコーン系タイプの使い方は主に希釈か添加量の2つであり、原液での添加も可能ですが発泡液へ添加した際の分散性を向上させるためにも、水によるエマルジョンや自己乳化または、オイルやオイルコンパウンドなど溶剤で希釈することが一般的です。添加量の決定は有効成分換算で50ppm程度を添加してから、消泡効果によって増減する方法が一般的です。

食品添加物として使用する場合には、消泡のみを目的としてシリコーン分換算で50ppm以下とすることが義務付けられています。

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